9/28飯縄神社秋季例大祭

長野県長野市

地形をフルに使った奉納煙火!

 秋の長野市の奉納煙火シーズンもいよいよ終盤。終盤にして一番個性的な飯縄神社に行ってきました。ここの利点は開始時間が遅いので、会社帰りに一旦家に帰って夕食を食べてからでも余裕で間に合うところでしょうか^^

 前回は他の神社の花火と梯子したので全貌が良くわかりませんでしたが、今回は分かりました^^ 大まかな流れは、

箱に入れた花火を担いでどこかからかやってきて、神社や招待席で口上を述べたあと、花火の準備。裏では宵打ちが数発

それとは別に、神楽で街を練り歩く

神楽が神社前に到着したら、御神前を奉納

ナイアガラなどの仕掛け花火を参道から境内で行う(神社は打ち上げ花火の行われる反対の山の上にあるので、だんだん花火とともに観客も上がっていきます。参道の両脇に設置されたナイアガラは見事!)

境内の仕掛け花火が終わったら、打ち上げ花火の行われる山の下の大仕掛けに点火(境内まで行くと、戻ってくるときには良い場所はなくなる)

地形をフルに使った仕掛け花火(山の崖を花火の火の粉が滝のように落ちる清滝と大滝など)

打ち上げ花火(中でも地上開発させる孔雀の舞は衝撃的!)

7号玉で打ち止め

嵐山の残月で終了(人間の眼でみると、山に沈むお月さんに見えます^^) と言った感じ。奉納煙火の種類も個性もすばらしく、まるで奉納煙火のフルコース!こんなコアなページまでたどり着いた花火好きの方には、ぜひ1度見ていただきたい奉納煙火です^^

 と全体の流れの後に、今年の感想をちょこっと。初めて見たここの口上は、「これぞ秋祭り!」と言った感じでツボ!花火は、枠仕掛け後のレインボーザラ星に驚愕!大仕掛けは、ロケットがぶっ壊れたのかとおもい、つい笑ってしまったり(実は切り離し成功)、その後の滝が、本物の滝の様だと見とれてしまったり、相変わらず豪快な孔雀の舞でびっくりしたり、打ち上げ花火で見たかった虹色染分輪星を見ることができたりと、終始テンション高めでした!とまあ文章で書いても俺の乏しい語彙力と文章能力じゃ何も伝わらないと思うので、結局逃げの動画ですべて解決ということで^^;

 ちなみに、下の写真が孔雀の舞です^^;

 全力でおすすめしたいここの奉納煙火ですが、会場付近には駐車場が一切ありません!みなさん乗り合わせの上、遠くから歩いて見に行きましょう!


毎年9月28日固定開催

時間:神楽到着後スタート(おおよそ21:00前頃)~20分間くらい

打ち上げ数:?

最大号数:7号玉(7号玉は1発、それ以外は4号玉まで)

担当煙火店:信州煙火工業(飯縄煙火保存会)